ワシントン ダレス空港はいいかも (賢い使い方)

IAD & BB8 Airport
IAD Airportに特別塗装機が到着

以前、シカゴオヘア空港(ORD)の走り書きで「アメリカの東海岸方面への乗り継ぎに使える空港」として少し触れた、ワシントンダレス空港(IAD)について走り書きしたいと思います。空港周辺のお役立ち情報も、トラベルマスターズの皆さんに少しだけご紹介させていただこうと思います。

ガラーんとした成田空港出発ロビー

成田空港出発ロビー。今日もとっても静かです。

がらーんとした成田空港到着ロビー

こちらも悲しいほど静かです。到着ロビー。

トラベルマスターズのみなさん、こんにちは。
なかなか終わりが見えてこないですねぇ、この緊急事態。
成田空港第2ターミナルは出発階、到着階とも、相変わらずこんな感じで寂しい限りです。
今回も回想版での走り書きとなります。

便利な到着&トランジット。It really works.

アメリカ東海岸方面の走り書きが続いていますが、どうぞご堪忍です。でも、IADトランジットは大変便利なので、どうしても紹介させてもらいたくて仕方ないのです。

霞ヶ関の先生方やドクターズの皆さんを除くと、アメリカでもワシントンDCを目的地とした旅というのは、そう機会があるものではないと思います。なので、例えばアメリカ南東部やフロリダ方面の日本人も増えつつあるエリアを目指す際も、そんなマナーなイメージから、シカゴオヘア(ORD)あたりを経由することが多いのではないかと思います。実際に僕も、そんな先入観を持って結構いろいろなケースに遭遇していました。
でも、次回からは、是非ともワシントン・ダレス空港を使ってみてください。とっても楽で、便利ですから。特にANAをはじめとしたスターアライアンス系をご贔屓にしてマイルを貯めている方には、是非ともお勧めしたいですね。

日本を午前中に出発したANA便は、ダレス空港(IAD)には同日の朝の到着になります。
到着前に、アナウンスがあり、飛行機を降りたら「モービルラウンジ」なるものに乗って移動すること。そのモービルラウンジの移動先(入国審査など)は、ワシントンDCが目的地の人と、乗り継ぎ便がある人では違うこと、などが説明されます。

なんだかピンとこないかもしれませんが、要するに、アメリカの巨大空港ではあるものの、歩く距離を少しでも軽減するために「モービルラウンジ」なるものがちゃんとご案内してくれるという事です。この「モービルラウンジ」、飛行機のドア部分にも装着可能なため(上下にも動くのです)、飛行機がターミナルにつかず、沖留めとなった場合なども、重宝します。
随分と古びてきてはおりますが。

IAD-Mobile Lounge

モービルラウンジです。飛行機から直接という事も。

そして、乗り継ぎ用の「モービルラウンジ」に乗ると、なんとそのままユナイテッド航空の国内線ターミナルに隣接した「乗り継ぎ専用の入国審査場」へ連れて行ってくれるのです。ここ、結構知られてないのでは、思うのです。

IAD-Mobile Lounge 2

ターミナル連絡用のモービルラウンジです。

日本でCheck inしたBaggageの一旦引き取りも、こちらとなります。Baggageを引き取り、税関検査を済ませると、そのすぐ後にBaggage Dropがあり、これまた楽チンです。
また何よりも、接続便で心配となるBaggageですが、ここまではANAの管理下できちんとしてくれるので、トラブルの可能性もグッと減ります。これ、重要ですよね。

この後はセキュリティーチェックはあるものの、既に国内線のターミナル内に到着している訳で、接続便の最新ゲート情報を確認して、後はGO!となります。
もちろんスターアライアンス系であれば、同じコンコース内にユナイテッドのラウンジも数カ所ありますので、一息入れてからの楽旅も可能です。

出発時はまあ普通かな、でも。Still works even for departure.

反対に日本に向けてのトランジットはどうでしょうか?
こちらは、もちかしたら、シカゴオヘア(ORD)の方が便利かも知れません。
というのは、例え同じスターアライアンス便からの乗り継ぎであっても、ANAの日本行きに乗るためには、コンコース間の電車やシャトルによる移動が発生するのです。
到着時の「歩かないでいい配慮」と比較すると、全く正反対に、物凄い距離を歩くことになります。利用する際は、余裕を持ったスケジュールを組んでおいた方がいいですね(なお、ユナイテッド運航便にて日本に向かう際は、国内線到着と同じコンコース内となりますので、こちらもお間違えのないよう)。

それから、雪にはとっても弱いのだそうで。
東海岸地区はシカゴやミネアポリス空港のある中西部とは違い豪雪地帯という訳ではないので、ドカ雪が予想される場合には、その対応&処理能力により、空港全体が乱れるケースがたまにあるそうです。
冬場の利用の際には余裕を持ったスケジュールと航空会社選び(これ、大切です。トラブルの場合に大きな違いが出ますので)は大切になりますね。

Winter IAD

雪の中のIAD空港

ただ、メリットもいくつかあります。
まず、ANAに乗ることを想定した場合、使えるラウンジが豊富なこと。
アメリカのユナイテッドのラウンジのクオリティーは想像に固いと思いますが(ユナイテッド便の上級クラス向けには「ポラリス」なる上級ラウンジが空港によってはあるようですが)、それはさておき、スターゴールドメンバーやプライオリティーパス所有者に向けたラウンジが何カ所もあるのです。
簡単な食事も、シャワーも使えたりします(日本やアジアでは当たり前ですが、アメリカではまだまだ事情は違います)。

Lufthansa、Turkish、British(Priority Pass)、Air France(Priority Pass)と多彩です。Priority Passを持っていて、時間があれば、上手にラウンジ・ホッピングというのもいいかも知れません。

そして、バゲージへのケアです。
これは、シカゴオヘアの走り書きにも書かせて頂きましたが、日本へ向かう便がANA運航便(コードシェアで他社運航便もありますので、くれぐれもご注意を!)であれば、きちんとフォローしてもらえます。もちろん、ゲートカウンターで積極的に状況の確認することを忘れずに。

 

少し長い走り書きになってしまいました。
お約束の空港周辺のお役立ち情報は、次の機会とさせていただきたいと思います。
それでは、トラベルマスターズの皆さん、まだもうしばらくStay Safe!

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